サンゴ

最近見られるようになったサンゴ この後、どうなることか・・・・

生き物の世界は不思議で複雑なものです
”持ちつ持たれつ”もあれば
”喰うか喰われるか”もあり、
何かが”増えたり減ったり”
人間と同じように・・・

温暖化!?という言葉だけでは到底説明できない世界だと私は思っています。

目の前の出来事に一喜一憂するのではなく、
私はその目撃者になって、最終的に自分が判断すれば良いのだと思っています。
それが私の写真の唯一誇れるスタンスなのかもしれません。
前置き、
長~~~~~くなってしまいましたが

そして、やはり海の中の”それ”を目撃できるのは
”ダイバー”ならではのことでしょう

実は昨年から西伊豆大瀬崎の外海にこの辺りでは見慣れないサンゴが成長するようになりました。
勉強不足で、残念ながら詳しい種類まではわかりません。
(補足:西伊豆にはこれとは別に、群生を造るヒメエダミドリイシという種類のサンゴがいます。生息場所は内浦湾各所、田子、中木などが有名です)

過去にもこれに良く似たサンゴが何度か付着したこともあったのですが、いずれも成長せずにいつのまにか無くなる事が多かったのです。
昨年見た時もおそらくそうなるだろうと・・・・その時は思ったのですが
今年は違いました。

昨年から成長しはじめたサンゴ

随分、大きくなりました。(幅20cmくらいあります)

今、太平洋上で発達している、台風9号の行方次第ではどうなるか判らないので、今日慌てて撮影に行ってきました。
水深は4mほど、周りはゴロタの岩場なので、ウネリで石が飛んでくればたぶん跡形も無くなるでしょう。

おそらく同種と思われる別の場所の個体

こちらは、すぐ近くにある同種と思われるサンゴです。
こちらも幅15cm程にまで成長していますが
少し様子がおかしい感じがします。

アップで見ると、付着したフジツボを飲み込もうとしています。

アップで見ると、かなりの数のフジツボが付着していて、
それをサンゴが飲み込もうとしています。
おそらく、ココでは生物同士の戦いが密かに行われているわけです。
サンゴはフジツボに覆われると摂餌ができなくなり、死んでしまいます。

どちらが勝つのか?今のところサンゴに軍配アリのように見えます。
・・・がっ!
フジツボもなかなか手強いのでこの後どうなるかは判りません。

このサンゴの中をのぞくと、まだ1個体ですがこんなカニも! アカテヒメサンゴガニ Tetralia rubridactyla

このサンゴの中をのぞくと、まだ1個体ですがこんなカニもいました。
アカテヒメサンゴガニ Tetralia rubridactyla

このカニ、実は伊豆では特別珍しい種類ではなく、
ヒメエダミドリイシの群生の中で、夏以降に見られます(通年いるかどうかは、不明です)

さあ、この後このサンゴとカニたちはどうなることでしょう?
今年多そうな台風を乗り越えられるのか、
やはり、冬の水温で死滅するのか?
私がブログで書いたことで、人の手により・・・・あ~考えたくない。

残されている限りは、追いかけてみたいと思います。

Share on Facebook

Tags: ,

1年ぶりの西表島にて

西表島にて サンゴの産卵

ものすごく久しぶりの更新となってしまいました・・・・見ていただいている皆様ブログ更新が進まずにすみません。
1ヶ月以上もサボっていた理由は・・・・単に日々の撮影に集中していただけなので、ご心配要りません。
元気にやっております。先月のフィリピン長期取材に続き、先週は西表に行っておりました。

今年の西表の取材目的は”サンゴの産卵”だったのですが、実は昨年に続きこれが2度目のトライです。

昨年は例年より低水温がつづいていたせいで、
目的のサンゴ”は産卵がまばらになり、失敗でした、今年は2度目のリベンジ。
現地サービスは西表の取材でいつもお世話になっているダイブサービスヤノの矢野維幾さんのところへお邪魔しておりました。
途中、日本水中映像様ご一行とも一緒になり、にぎやかな日々となりました。
予定日には産卵開始から90分という長期戦になりましたが、最後にはいっせいに噴出してくれました。
撮影にご協力いただいた皆様、長期間にわたり本当に有難うございました!!

Share on Facebook

Tags:

2012年2月
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829  
本を買って被災地支援プロジェクト
第1弾といたしまして20,700円
2011/9/20 お振込みいたしました